花火の見方 2021 4 18

書名 物理学者のすごい思考法
著者 橋本 幸士  インターナショナル新書

 私は、花火を見るのが好きですが、
つい発色が気になってしまいます。
 たとえば、赤い色はストロンチウムか、
紫はカリウムか、青緑は銅かというように、
つい花火の原材料が気になってしまい、
花火を美的に楽しむどころではありません。
 私は、タマネギが好きですが、
「いったい、どのような分子構造なのか」が気になります。
「たぶん、中心に硫黄原子があるだろう」と考えます。
著者によると、こういう人は化学系だという。
 しかし、私は高校生の時に、
本屋で偶然、「超弦論」の本を見つけてしまい感動しました。
これは、現代では「超ひも理論」と言われます。
 高校生の時に、陽子、電子の先の素粒子を考える時に、
粒子で考えるのではなく、弦の揺れで考える方法に感動しました。
 今では、この世界を10次元、いや11次元で考えますが、
「超ひも理論」が11次元を必要としています。
 これでは、次元が多くなってわかりにくいので、
この世は、縦横高さの3次元に時間の1次元を加えて4次元となります。
 残りの7次元は、どうなっているのか。
これを「余剰次元」で考える方法がありますが、
私は、「タマネギ次元」で考えています。
 つまり、4次元を包むように5次元が存在する。
自分より上位次元は見えないが、自分より下位次元は見えると考えます。
 こんなことを考えても、日常生活には何の役にも立ちませんが、
これも物理学的思考だと思います。
 もちろん、いつかは役立ちます。
それは、人類が宇宙旅行をする時に役立つかと思います。
 いったん上位次元に翻訳してから空間移動すれば、
ワープ航法が不要かもしれません。







































































































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